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キャリアインタビュー

営業からFP &Aへ転身。現場に入り込み、事業と伴走する面白さを実感

「自分の人生を自分でハンドリングし、前向きに生きる女性を増やす」というビジョンを掲げるNewMe。NewMe Storyでは「自分の人生を自分でハンドリング」している女性たちにフォーカスし、インタビューを通して多様な働き方・生き方を届けていきます。 今回は、ボタニカルライフスタイルブランドBOTANISTなどのブランドで知られる株式会社I-neで全社の予算と実績を管理する部署に所属し、入社1年足らずでMVPも受賞された社納千聖さんにお話を伺いました。 ※FP &A = Financial Planning & Analysis

  • 2018日立製作所に新卒入社希望通り、官公庁向けのシステム営業部で数十億円の大型案件を担当
  • 2022人材派遣企業に転職全社の経営戦略に携わりたいという思いで未経験の領域に挑戦
  • 2022I-neに転職若手でも裁量権を持ちながら経営企画業務を極められるという環境に惹かれ入社
  • 2023MVPを受賞定期購入のビジネスモデルの課題に目を向け、KPIの設定と現場社員の理解促進を計る
CONTENTS

営業現場で感じたスキル不足。会社全体での最適解を探る視点を得るためにジョブチェンジを決意

ー まずは1社目での経歴について教えていただけますか。

学生時代のボランティアの経験を通じて抱いた、地域活性や社会の基盤を支えたいという想いを軸に就職活動をしていました。そして、新卒で入社したのは日立製作所。インフラのような大きなシステムに関わりたいと希望したところ、理想通りの消防システムの配属になり、職種も希望通りの営業になりました。数十億円を動かす大型案件を取り扱う部署だったので、プレッシャーや乗り越えるべき壁もたくさんありましたが、20代は私1人だけという環境だったのもあり、先輩方から丁寧に仕事を教えていただきました。そうした中迎えた3年目研修が転職を考え始めるきっかけになりました。現在の自分と向き合ったり、将来の自分を想像する課題をこなす中で、結婚を予定していたというタイミングもあって、仕事と子育ての両立について改めて考えました。当時、ロールモデルとなるような先輩が近くにいなかったということもあり、自分の将来が明確にイメージできないという漠然とした不安を抱いていたことに改めて気が付きました。また、研修でこの3年間の仕事を振り返った時に、営業以外の職種に挑戦してみたいと強く思ったので、ジョブチェンジを決意しました。

ー どんな職種にチャレンジするかは決めてたんですか?

経営戦略に携わりたいなと思っていました。というのも当時、現場で働く営業と会社の本部の方針の違いや、現場と本部での物事に対する認識にずれを目の当たりにしました。そこで、現場だけの経験だと、会社全体で見た最適解を考えるのは難しいなと気づき、会社全体の戦略を練るところを学び、経営者視点を身につけたいと思いました。

ファイナンス部門が事業部に深く入り込み共に課題解決を実行する、ここでしかできない経験の面白さ

ー 新領域へのチャレンジ転職で実際に入社していかがでしたか?

転職した人材派遣会社では、経営企画部にて、月次予実の集計・差異分析、KPI管理などの業務を担当しました。前職では上司である課長や部長との会話が多かったのですが、今度は会社の規模が少し小さくなったことで、本部長や役員、時には社長と、より上位のレイヤーと話すことが多くなりました。その方々と対等に話すためには視座を高く保つ必要があり、スキル不足を改めて痛感しました。もっと成長するために少し背伸びをしながら、どうしたらより見識や思考を深めていけるかというところを常に考えながら仕事するようになりました。この時身につけた学びの姿勢は現在の自身のアセットとなっています。

ー I-neへ入社されてからはまた大きく環境が変わったのでは?

そうですね。20代でも裁量を持って活躍できるI–neの環境に魅力を感じて入社を決めました。前職の上司が「20代後半でどんな経験を積めるかで30代、40代の人生が大きく変わってくる」という話をよくされていて、どんな環境に身を置くのがいいか、しっかり考え抜きました。初めは自分の中にあったハードなベンチャー像と重ねており、「深夜の3時とかまで働くのかな?」と思っていたのですが、全くそんなことは無く、プライベートと仕事のメリハリをつけて働いていました。

ー どんな業務をされているんですか?

配属されたのがFP &Aチーム。全社の予算と実績の管理を担い、大きなミッションとしては、中期経営計画を達成するために全社を巻き込んで、どのようなアクションを取っていくか、というようなことを考える部署です。特に弊社のFP &Aはいわゆる経理部門の業務とは異なり、事業部にかなり深く入り込むのが特徴で、ファイナンスのプロフェッショナルとしてチームの一員となり、課題解決の実行フェーズまで伴走します。そのため、ファイナンスの知識だけがあればよいというわけではなく、数字を見ながら現場の社員とコミュニケーションを取ることを求められるという部分でも仕事の面白みを感じています。

前職での学びを活かし、未経験ながらMVPを受賞。相手の立場に立ったコミュニケーションを心掛ける重要性

ー 入社1年足らずでMVPを受賞されたのはどんな部分が評価されたのでしょう?

DtoCのエイジングケアメイクアップ&スキンケアブランド「WrinkFade」を担当し、ブランド価値向上のため、ファイナンス視点から提言を行いました。定期配送事業がメインで、新規顧客獲得のため投資を行うため、継続率の向上が投資回収には非常に重要です。ブランドの将来価値とKPIを結び付け、投資回収のための事業モデルを構築しました。また、現場ではどのようなKPI を追って欲しいのか、どんなポジションの方でも分かりやすいように相手の立場に立ちつつ数字を示してコミュニケーションを取っていたところ、DtoCビジネスに関わることが初めてだったので事業側の皆さんとの目線を合わせるために情報のインプットを徹底したこと、そして仮説を立てて提案し続けたこと評価いただきました。振り返ると、わからないことは素直に「すみません、これってこの認識で合ってますか?」と臆さずに聞いていました。

ー 現在働く環境の魅力はどのあたりでしょうか?

I-neはブランド活動を通じて、幸せの連鎖があふれる社会の実現に挑戦することをミッションとして掲げています。ブランドの成長、会社の成長が社会全体の幸せの連鎖に繋がるという共通認識を全員が持っているので、議論が常に活発になるというところが良い環境と感じています。また、リスペクトの文化が浸透しており、たとえ入社したてでも、正しい数字や事実を添えて提案すればしっかり意見が通りますし、とにかくフラットなので、年齢や社歴関係なく、やりがいを持って仕事に向き合える環境です。

選択した決断を正解にできるのは自分しかいない。そのために努力を続ける

ー ご自身が日々全力で頑張っていける理由は?

小さな成功体験の積み重ねかなと思います。私の所属するチームは「これできるようになったね」「ここが成長したね」というようなポジティブフィードバックを積極的に伝え合う文化があるので、モチベーションアップに繋がっています。また、成長している自分を自分で褒めてあげることも大切にしています。

ー 今の環境に満足できていないと思いつつなかなか一歩を踏み出せない方にアドバイスを下さい!

私は一社目が大企業だったので、両親も安心してくれている会社から転職するという点ではすごく不安もありました。でも、環境を変えることに不安はつきまとうものだと思いますし、選択したことを肯定できるように日々努力しようとはいつも思ってます。その決断を正解にできるのは自分しかいないというところはありますよね。もし想像と違っていた時には、自分には合わない環境で、自分にもっと向いている他の環境があることが分かったと、ポジティブな思考に切り替えます。

ー 仕事に欠かせないアイテムはありますか?

弊社の商品で気に入っている目薬「Tearal」です。

シンプルでお洒落なデザインがお気に入りです。もちろん、見た目だけでなく成分にもこだわって作られています。長時間のPC作業で目が疲れた時に差すとスッキリします。作業が煮詰まったときのリセットに、Tearalを使用しています。

【プロフィール】
社納千聖(しゃのうちさと)
2018年株式会社日立製作所新卒入社。官公庁向けのシステム営業部で数十億円の大型案件を担当。人材派遣企業での経験を経て、2022年株式会社I-neに入社。FP&Aチームに所属し、全社の予算と実績の管理に携わり、入社して1年足らずでMVPを受賞。

この記事は2024年8月時点の内容になります。

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