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キャリアインタビュー

ブランドマネージャーとして新たなチャレンジ。プロ意識の高いチームと共に目指す世界とは

30代転職異業種チャレンジ株式会社heart relationブランドマネージャー玉田理沙さん30代転職異業種チャレンジ

「自分の人生を自分でハンドリングし、前向きに生きる女性を増やす」というビジョンを掲げるNewMe。NewMe Storyでは「自分の人生を自分でハンドリング」している女性たちにフォーカスし、インタビューを通して多様な働き方・生き方を届けていきます。 今回は、小嶋陽菜氏がプロデュースするライフスタイルブランド『Her lip to』のビューティライン『Her lip to BEAUTY』で、ブランドマネージャーとして活躍する玉田理沙さんにお話を伺いました。

  • 2013志望企業でインターン一意専心でサイバーエージェントを志望。夢を叶えるべくやる気と熱量で就職活動に挑む
  • 2014新規メディアの立ち上げ新卒でサイバーエージェントに入社後わずか2ヶ月でキュレーションメディアをローンチ
  • 2016宣伝部に異動ABEMAの開局に携わり、話題を呼んだコンテンツをいくつも送り出す
  • 2022異業種に転職異なる世界に身を置き、「ホスピタリティ」「経験」をキーワードにブランドマネージャーとして活躍
CONTENTS

アルバイト代を貯め、片道3,000円の夜行バスと漫画喫茶を活用。その先に掴んだ第一希望企業の内定

- まずはこれまでのご経歴を教えて下さい。

徳島県で育ち、大学で同志社大学に進学することになり京都へ。新卒で入社したサイバーエージェントで9年勤めた後に転職。現在は『Her lip to』を運営する株式会社heart relationでビューティライン『Her lip to BEAUTY』の事業を管轄するブランドマネージャーとして働いています。大学時代は特段、将来設計やキャリアのことを意識することはなく、伸び伸びと過ごしましたが、就職活動が始まるタイミングでは自然とスイッチが入りました。

好奇心も強くエネルギッシュな性格ではあったので、自分自身が成長できる会社に身を置き、とにかくがむしゃらに働きたいという理想の姿は浮かぶものの、周りの友人達は盤石な大手企業ばかりを意識していました。私はそこで働く姿がなかなか想像できず、思い悩んでいました。そんな中参加した合同説明会でサイバーエージェントという会社を知りました。若いうちから活躍している方のお話を伺う中で「この会社でなら、自分らしく活躍できるかもしれない」と直感で思いました。その後、就職活動を本格化させるため、東京に通ったのは良い思い出です。当時、自立したい思いもあり、カフェのアルバイト代を貯めて片道3,000円の夜行バスに乗り、漫画喫茶で仮眠をしてOBOG訪問を積極的に行ったり、採用面接を受けに行ったりしていました。

- そのご苦労は今の玉田さんの姿からは想像できませんが、当時からガッツがあったのですね。

そうですね。笑 とにかく社会に出て少しずつ実力をつけながら働くことが楽しみでした。結果的に数十名の方にOBOG訪問をさせていただき、サイバーエージェントの文化や人に触れるに連れ、気がつけばこの会社以外では働きたくないと思う程に。自分に強みは無いと思っていましたが、意欲と熱量で無事に内定を貰い、入社が決まりました。

1年目で「頑張れば頑張る程自分の市場価値は上がる」と体感

- 入社後はどんなキャリアを歩まれたんですか?

内定者時代、会社に新事業の提案をしました。今思えば大胆な行動かもしれませんが、サイバーエージェントはとにかく提案し行動を起こす人が多く、熱量がきちんと評価されます。女性向けのキュレーションメディアを作りたいと提案し、プロジェクトを進め、入社後2ヶ月のタイミングでメディアをローンチしました。もちろん大変なことは沢山ありましたが、「頑張れば頑張るほど自分の市場価値は上がる」ということを1年目で体感できたことは今の自分に繋がっていると思います。

キュレーションメディアを運営する中で”PR・マーケティング”という仕事の奥深さを知り、極めたいと思うようになり、3年目で宣伝部に異動しました。最初はSNSの運用がメインでした。どのような投稿でフォロワーが伸びるかというデータ解析だったり、どう工夫したらコンテンツの良さが視聴者の心に届くのだろうかと試行錯誤する日々でした。

ー 宣伝部に在籍する7年間はどんなフェーズでした?苦しかった経験はありますか?

実は宣伝部に異動したタイミングがABEMAの開局の2週間前でした。異動したてで右も左も分からない中、部内はかなり逼迫した状況で。そんな中、カルチャーの異なるテレビ朝日の方々と一丸となって1つのコンテンツを作り出していくことは刺激的でもあり、お互いの言語やスピード、認識をすり合わせる作業も不可欠だったように思います。
今思い返しても、中々ハードな現場でしたが、どんなに大変でも常に自分事化できていたのは心の底からやりたかった仕事に携われている証拠。幸せなことだなと思います。その後「亀田興毅に勝ったら1,000万円」など、世の中で話題となりインパクトのあるコンテンツも少しずつ出せるようになりました。
また、ABEMAでは「マーケティング思考」の重要性に触れる機会が多くありました。そう思うと、事業成長とマーケティングの掛け合わせを学んだこの7年間が今のキャリアパスに自然と繋がっているようにも思います。

サイエンスからアートへ。規模も領域も異なる世界に身を置くことでこれまでの経験と知見が生きる

ー そして30歳で転職を決めた先は異業種、そしてスタートアップだったんですね。

アートとサイエンスで例えると、前職はサイエンスで、今の職場はアートに強みがあるなと感じます。テクニックや効率よりも感覚や感性を重視する側面が強いという意味で、全く異なる世界に身を置くことにしました。CCOの小嶋さんの感性が全てのプロダクトに落とし込まれていて、統一された世界観を作り上げていく面白い仕事です。また、これまで自分の中で培ってきたサイエンスの部分を上手く生かせるかもしれないとも思いました。転職を強く意識していた訳では無かったのですが、今思えば30歳という節目で全く違う環境に身を置いて自分が通用するか、新たなチャレンジをしてみたいと意を決した部分はあったかなと思います。

ー 実際に転職されていかがでしたか?

小嶋さんは「お客様にどう届くか」というところに関しては絶対に妥協せず、簡単にできそうな選択肢は選ばない。私はこれまでのキャリアでは効率をどうしても優先してしまいがちだったので、その価値観ではないところで働く今の環境は、これまでと違って新しい発見が沢山あります。小嶋さんのプロダクトに対する絶対に妥協しない「こだわり」と、お客様にとって手に取りやすい価格帯の按配をチームで探りながら完成させていく作業にとてもやりがいを感じています。。

ー 現在働く環境の魅力はどのあたりでしょうか?

圧倒的な世界観を作り上げるため、チームの一人一人プロ意識がとにかく高いです。事業視点以上に「このプロダクトに触れた人達がどういう気持ちになるか」にこだわり抜き、チーム全体が同じ方向を向くことができているように思います。また、「体験」というキーワードを大切にしており、例えば、洋服を売って終わりでは無く、お客様がその洋服を着て出掛ける素敵な空間を用意したい。買い物という体験のその先の体験までを複合的にプロデュースするブランドづくりにも魅力を感じています。そんなメンバーと密に働ける今の環境は学びも多く充実しています。

自分に飽きたく無いから頑張れる。環境を言い訳にせず毎日少しずつでも成長していきたい

ー ご自身が日々全力で頑張っていける理由は?

「自分に飽きたくないから」でしょうか。自分が成長できていないだけなのに「この環境に飽きた」と逃げるのはかっこ悪いと思うんです。つまらないなと思ったらすぐに逃げるのでは無く、今の環境を言い訳に自分で自分の成長を止めていないか?と自分と向き合うのは大切だと思います。例えば、来年も同じ仕事をしていたくないのであれば、人を育てて引き継ぎ、自分は次へ行く。来年も同じ仕事をしている方が楽ではありますが、楽なだけではつまらないと思うんです。

 ー 将来の展望は?

直近で言うと今の事業を成長させたいです。『Her lip to BEAUTY』のアイテムはロフトやアットコスメなど幅広いところでの取り扱いが始まっています。アパレルを買ったことがないお客様にもビューティラインを使っていただく機会が増えています。またビューティーラインのコンセプトは「Self Care = Self Love」。そのコンセプトが使う方にアイテムを通じてしっかり伝わるようにと願って日々業務に勤しんでいます。

ー 今の環境に満足できていないと思いつつなかなか一歩を踏み出せない方にアドバイスを下さい

29歳の時に先輩から「リスクを取れないのが一番のリスク」と言う言葉を貰いました。そのタイミングで自分らしくチャレンジしている方々に沢山会わせて貰いました。自分の理想の働き方をしている人や今まで会ったことの無い層の方々に会うといい刺激を貰えて勇気が湧いてくるかもしれません。
何事も最初の一歩って勇気が必要ですよね。私の場合は大好きだった前職から思い切って転職するというのが初めの一歩でした。今は働く環境を変えてみたことで自分に少し自信がついてチャレンジすることが以前よりも怖くなくなったように思います。 

ー 仕事に欠かせないアイテムはありますか?

『Her lip to BEAUTY』のロールオンタイプの香水です。ネイルオイルとしても使えて心地良い香りでリフレッシュできるアイテム。気分を変えたい時に首筋や眉間に塗るとスッキリします。サイズ感も良くバッグに入れて持ち運べるので仕事の合間にコロコロッと気軽に使えるアイテムです。

【プロフィール】
玉田理沙 (たまだりさ)
2014年株式会社サイバーエージェント新卒入社。入社後2ヶ月でキュレーションメディアを立ち上げた後、2016年より同社の宣伝本部にて、ABEMAなど自社事業のマーケティング・プロモーションを手掛ける。2022年に株式会社heart relationに入社し、『Her lip to BEAUTY』のブランドマネージャーに就任。

この記事は2024年3月時点の内容になります。

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